営業の先輩・後輩、そしてメカニックの先輩・後輩の4人が、職種の枠を超えて、同じ会社の中でのいろんな想いを語ってくださいました。
−それぞれの仕事のことや、お互いの関わりを教えていただけますか?
- 高橋茜:
- サービス工場が隣にありますし、メカニックの高橋さんとは仕事のお付き合いも長いので、いつもおんぶに
だっこ状態ですね。頼りにさせてもらっています。お客様からのご要望や、納期もそうですけど、けっこう無理をお願いすることが多いので。 - 高橋裕:
- たしかに、けっこうせかされますね( 笑)。そろそろお客様の車、出してほしいんですけど…。まだですか?? とか言ってくる。とくに整備が終わって、最後に丁寧に洗車しているときに、「まだですか…!」って冷たい視線を投げてきます(笑)。
- 高橋茜:
- そんな、人聞きの悪い(笑)。あまりお客様を待たせても悪いかな…って、だんだん気になるときがあるんですよね。もちろん、丁寧に作業してもらって感謝しているんですよ。これ、ホントです。
- 夘 城:
- 僕はサービスの人には、たとえば納車前の最終点検のときなど、「どんな感じですか?」とや〜んわりと聞いてますから。ねえ、篠原さん。
- 篠 原:
- そうですね(笑)。優しく言ってもらってますよ。
- 高橋裕:
- もちろん、高橋さんにも優しく対応しています! サービスも営業も、お互いにチームワークよくやってますよ
ね。営業のみんなに協力したいと思って、僕らサービスのみんなも頑張ってるから。やっぱり営業の仕事
は、お客様との会話でも、細かいところまで気遣いしながら話しているな、すごいな…っていつも思っているんですよ。 - 高橋茜:
- そうなんですか! ありがとうございます(笑)
−会社の魅力を教えてください。どんな点がいいと思いますか?
- 高橋茜 :
- サービスの方もそうですし、フロントの方も、営業の先輩もそうですけど、ちょっとしたことでも何でも相談がしやすい環境だと思います。たとえば仕事のことだけでなく、休み明けなど、「昨日どこ行ってた?」と気軽に先輩が話しかけてくれて、オンとオフのメリハリを先輩たちがすごく作ってくれるんです。
- 夘 城:
- 高橋さんにも相談しやすいですしね。高橋さんには、営業関連の国際認定資格試験の際に、「どんな問題
出ましたか? 資料ください!」ってお願いしたんです。1つ上の先輩でいちばん最近受験しているので、きっと頼りになると思って。すると、こころよくフォローしてくださって。 - 高橋茜:
- もう、まるまるコピーして渡してあげました。「頑張って!」「ここ出るからね!」って、ポイントについてもしっかりアドバイスしたしね。
- 夘 城:
- でもその試験、落ちました(笑)。いえ、これは私の責任です。高橋さんのせいではないですよ(笑)。
- 高橋裕:
- ハハハ。サービスのほうはどうかな… …やっぱり後輩は、まだまだ未熟なことが多いけど、それが逆に可愛い、という感じはありますかね。一生懸命やっているのであれば可愛いと思えるし、篠原くんも欲しい工具を自分で買ってそろえるなど努力して頑張ってるから、応援したい気持ちになりますね。
- 篠 原:
- 先輩とも気軽に話ができますし、なにか失敗したときなど、怒ってくれるところはちゃんと叱ってくれて、一方
で楽しく話すときは冗談を言い合えるという、切り替えがはっきりしているのがいいと思います。失敗の原因を明確にして、最後は「やってしまったことは仕方ない、だからもう気にするな。前に進もう」と言ってもらったのは心に残っています。反省して、勉強して次に進もう、と思うことができて救われました。
−どういう人であれば、会社で力を発揮できると思いますか?
- 夘 城:
- 若さを出して行動を早く、何でもチャレンジできる人。そして素直な人であれば力を発揮できると思います。うちの会社は、たとえば営業成績の競い合いでギスギスしているような雰囲気はありません。もちろん営業成績は競争ではありますけど、お互いを認め合いながら、負けずに頑張ろうといういい関係性がありますね。
- 高橋茜:
- 営業のセクションでいえば、明るくて人と話すのが好きな人でしょうね。当社は営業マンが外に出るときに工場の前を通るんですけど、その時にサービスの人に声をかけるといった気遣いができる先輩が多いんです。それがあるだけで場が和んで、笑いが起きたり、雰囲気の良さにつながっています。人が好きなことがやっぱり大事なのかなって思います。
- 篠 原:
- メカニックの立場でいえば、真面目な人でしょうか。やっぱり、言われたことをきちんとできる、真摯に取り組める人かなって思います。
- 高橋裕:
- 加えて、車が好きな人が伸びてくれるでしょうね。そして、ひとの真似ができる人ということも言えるかもしれません。営業にもメカニックにも、目標にできる先輩がいて、その真似をすることからスタートすればいい。そういう素直さをもっていれば、きっとどんどん成長できる環境があると思いますよ。